2013年12月30日月曜日

アクセントウォール!

ということで、今回は塗装工事の様子をお伝えします。

塗装前の準備中です。





















アクセントウォールとして壁一面を塗ります。

職人さんの技が光ります。


























場所によって刷毛を使い分けながら壁が染め上げられます。
学生では、色むらが出てしまうので職人さんの技術が羨ましいです。

そして...




















一回目の塗装が完了しました。
これからもう一回塗るので、完成はもう少し濃い色になります。





















床もクリア塗装がされて、キレイになりました。

壁一面を塗っただけですが、かなり印象が変わったと実感します。
淡い色で塗ると部屋がかわいい雰囲気になりますね!

(文・写真=我妻愛弓)

2013年12月25日水曜日

どんどんイメージ通りに。


引き続き工事の様子をお伝えします。

この日は棚板の作製です。

壁にはすでにレールが取り付けてありました。

幅木も白に変えていただきました。















 

棚板に木口テープを貼る作業。


















木口テープを貼ることで棚板の質感を揃えます。



部屋全体が白で統一されてきましたが、
アクセントウォールとして一面だけ壁を塗装する作業が残っています。

色は見本帳を見て選びました。

























選ぶ色によって部屋の印象を大きく変えてしまうので、慎重に。
濃いかな?薄いかな…?と壁に照らし合わせながら選びました。

色番号を業者さんに伝えて、次の日に塗装工事です。
どんな仕上がりになるのでしょうか。




(文・写真=鈴木いづみ)









2013年12月17日火曜日

こっそり進んでいました。



前回の記事から時間があいてしまいましたが、
夏季休業期間中も業者さんと打ち合わせを重ね、
材料の変更などを経て、見積もりが完成。
11月、ようやく工事が始まりました。


プランの検討や打ち合わせはかなり時間がかかりましたが、
工事はあっという間に進んでいきました。
工事の様子をお伝えします。

新しいフローリングを張り、壁には収納棚の下地となる合板が。


玄関の框(かまち)も新しくなりました。





元はこんなかんじ。
 


















 
床材が変わるだけで部屋の雰囲気ががらりと変わります。
今回は部屋全体を薄く明るい色で統一させたいため、
床材の着色塗装は行いませんでした。
無垢フローリングのため、裸足でも気持ちよさそう。
 
見学に行くたびに部屋の様子が変化していくことは
毎回驚きであり、考えた側にとってはうれしいものでした。
 
次回も工事の様子についてお伝えします。
 
 
 
 
(文・写真=鈴木いづみ)










2013年8月15日木曜日

二度目の現場打ち合わせ

先日、二度目の現場打ち合わせを行いました。



企画書を片手に進めます。


 

 

現場で指をさし、話し合いながら行う打ち合わせは
イメージした空間を伝えやすく
意見の交換がスムーズに行えました。
工務店さんと、完成イメージを共有できたのではないかと思います。





カウンターテーブルの高さを再確認。























削ることによって、本当に実現したい箇所が残り
コンセプトがより明確になりました。




サンプルを紹介。






















山形R不動産、学生メンバーは夏季休業に突入しました。
バリューアップ現状回復プロジェクトは休まずに続きます。
お楽しみに!




(文=庄司はるか 写真=鈴木いづみ)

2013年7月31日水曜日

衝撃の見積り


先日、工務店さんから見積りが届きました。

なんと、想定金額の倍の値段…!

予想はしていましたが、
やはり実際の数字を見ると衝撃的でした。

しかし、少しでも理想の部屋に近づけるため、
削れる点は削る・材を変えるなどの作業を行っています。




今日は2回目の工務店さんとの現場打ち合わせです。

果たしてこれからどうプロジェクトが動いていくのでしょうか。
お楽しみに。


(文・写真=鈴木いづみ)

2013年7月16日火曜日

整理も大切




工務店さんに見積書を見直していただいている間、

今まで実現してきたプランや、大切に温めてきたプランの
アーカイブ化作業を行っています。
現在は、フォーマット作成中です。


「部屋の中に部屋」班のふたり




















例えば、プロジェクトに取り掛かる際、

山形R不動産は何を考えているのだろう、
プロジェクトはどのような段取りで進んでいくのだろう、

オーナーさんはそのような疑問を抱くのではないでしょうか。
そのような場合、
プランや、プロジェクトの一連の流れのアーカイブをお見せすることによって、
疑問や不安にすぐにお答えできます。




形式を揃え、見易くまとめていきます。





















そろそろ、工務店さんから見積書が届く頃です。

材料費の割合はいかに・・・
畳部屋は可能なのか・・・

こうご期待です。



(文・写真=庄司はるか)

2013年7月5日金曜日

新たなステップへ


工務店さんと現場での打ち合わせを行いました。
 


床材、建具の収まりについて相談中。
















撤去する箇所、新規で追加する箇所、使いたい素材などを伝え、
見積もりの相談をします。



壁になにかを取り付けるためには下地が要る。
















 

このような素材で、このような空間になればいいな
という理想の完成イメージを、図面や見積書に換えて
打ち合わせに臨みました。

しかし、
下地が無くては難しい箇所、床材の収まり、
仕上げの塗装、その場に より適した素材など
学生のみでは考えられなかった点が多くありました。
それらは、工務店さんならではの現実的な目線から知ることができるのです。

はじめてのバリューアップ原状回復プロジェクトに臨む3年生にとって
大変勉強になる打ち合わせでした。



見積り打ち合わせのための資料。





















今後は、より完成イメージに近づけるために
使う素材などの調整をします。
そのようにしてバリューアップ原状回復プロジェクトは進んでいきます。



まずは工務店さんから改めて見積書をつくっていただき、
相談を重ねていきます。
どうやら、
「飾る収納の部屋」「人が集まる部屋」
どちらとも、材料費に限度額の大半が掛かってしまう模様・・・。

これからの進展、こうご期待です。



(文=庄司はるか 写真=永田光司)

2013年7月1日月曜日

部屋の中に部屋



最後に、「部屋の中に部屋」の紹介です。

部屋の中に自分の部屋がもう1つほしい!
という男3人の願望から始まったこのプラン!
模型の作業ができるアトリエがほしい
ロードバイクが整備できる整備室がほしい
本棚に囲まれた書斎がほしい....
ということで
私たちはワンルームの中に個室があるプランを提案します。


居室 イメージ














このプランの特徴は、

1.個室
 部屋の中にもう1つ個室があります。
 趣味のスペース、収納のスペース、作業スペースなど自分の欲しい部屋
 ができます。


2.ホワイトボード塗料の壁
 個室の内壁に2面あります。
 壁にポスターを磁石で張ったり、ペンでスケジュールやメモができます。
 黒板塗料に比べて、汚れにくいのも良い点です。



個室 イメージ
















3.可動式収納
  棚の高さが自由に変えられるので、いろんなバリエーションで収納できます。


収納棚 イメージ
















自分の欲しい部屋ができるプランになっています。

(文=永田光司)


2013年6月28日金曜日

飾る収納の部屋



続いて、「飾る収納の部屋」の紹介です。


収納を増やすことをコンセプトとし、見せる収納のバリエーションを考えました。
ちょっとした工夫で、一般的なアパートを他にはないような部屋に変える方法を提案します。



居室 イメージ
















このプランの特徴は、

1.可動収納棚
入居者が自由な位置に取り付けできる棚板です。
テレビ台、パソコンデスク、本棚などとして利用可能。


















2.マグネット・黒板塗料の壁
塗料を塗るだけで、壁に磁石を貼ったり、チョークで文字や絵を描くことができます。
磁石を貼ることのできる壁は、塗装し、部屋にアクセントを加えます。



3.窓上の棚
窓の上に棚板を設置し、小物やポストカードなどを飾るちょっとしたディスプレイスペースに。
 



ブルーの壁の例。収納の扉が黒板になっています。

















全体的に壁の自由度が高くなっています。
住む人の個性を発揮できるような空間を目指しました。





(文=鈴木いづみ)

人が集まる部屋

まずは、「人が集まる部屋」の紹介です。
 

はじめに、人が集まる部屋というコンセプトを設定し、
どのような部屋に人が集まるのかを考えました。
そこで、座ってくつろげる、集まれる人数を特定しない、
茶の間のような部屋を提案します。



居室全体イメージ


















玄関から見たイメージ


























このプランの特徴は、


1.畳フローリング
畳といえば、傷や、家具を置くことによってできる跡などがデメリットですが
畳フローリングは取り外し、交換が簡易的であることがメリットです。


 































2.自由な壁
壁には有孔ボードを貼り、棚を可動式とします。
自由な活用が可能となります。







 3.玄関脇の工夫
何もないスペースができてしまうほどの広めのスペースに
棚を設えることによって、有効活用。
また、玄関脇にマグネット塗料・黒板塗料を塗った壁を設けます。
目隠しだけでなく掲示板としても使用できます。



















畳敷きの、新しいスタイルを提案します。


(文=庄司はるか)

選ばれたプランは…

6月26日、オーナーさんへのプレゼンテーションが行われました。



















まずは、「人が集まる部屋」班のプレゼン。
フローリングを"畳フローリング"にすることによって、
集まる人数や寛ぎ方を特定しない、
新しい"和"のスタイルの提案です。

 


















次に、「飾る収納の部屋」班。
マグネットをつけることができる壁と、
黒板塗料を塗った2つの壁のコントラストが印象的。
大容量の可動式収納棚が特徴の、
実現性があるプランです。




















最後は、「部屋の中に部屋」班。
普遍的なワンルームに、個室をつくる提案。
収納の少なさは、可動式収納棚で解決。
加えて、ホワイトボードの壁など、
アイディア賞のプランです。




緊張感漂う中、3班のプレゼンが行われました。
とうとう、バリューアップ原状回復プロジェクトの方向性が定まります。


オーナー、千歳不動産、馬場先生、院生による会議の結果・・・



今回は
「飾る収納の部屋」、「人が集まる部屋」の
2つのプランが選ばれました!


「飾る収納の部屋」は
シンプルさ、空間のクオリティの高さが評価のポイント。
実用性の高さから、汎用化できるのではないかという提案まで!

「人が集まる部屋」は
畳フローリングを実験的に行ってみたい、
挑戦してみたい、という気持ちから選ばれました。
見積もり次第で実現が可能、ということです。






次回の記事から、それぞれのプランの紹介をします。
こうご期待です!



(文=庄司はるか  写真=遠藤直人)

2013年6月25日火曜日

企画書作成中

今年も動きだしたバリューアップ原状回復プロジェクト。

明日はとうとう、オーナーさんへのプレゼンテーション。
現在は企画書を作成している最中です。

CGを駆使し、オーナーさんへ空間の魅力を伝える 「部屋の中に部屋」班。





















男3人の、「部屋の中に部屋」班。なにやら楽しそうに相談しています。




















実測から約一か月。
1,2,3年生の3~5人で、3つの班に分かれて案を考えました。
コンセプトはそれぞれ、

「人が集まる部屋」

「飾る収納の部屋」

「部屋の中に部屋」

明日のプレゼンテーションが終わると、
本格的にバリューアップ原状回復プロジェクトがはじまります。

1つの案が選ばれるか、3つの案から良いところを抽出した新たな案が生まれるか・・・
こうご期待です!


(文・写真=庄司はるか)


2013年6月12日水曜日

今年もはじまります。


一昨年、昨年と実施した「バリューアップ原状回復プロジェクト」。
今年もプリマヴェーラの一室をリノベーションします。
(前回の記事 82 バリューアップ原状回復プロジェクトvol.2


今、ワンルームマンションは、どれも同じような内装の部屋ばかりです。
退去後に行われる壁紙更新などの原状回復工事は、貸す側の目線だけで行われます。
そのような空間は住まい手には少し物足りないもの。

バリューアップ原状回復プロジェクトでは、原状回復工事に、
貸す側目線ではないちょっとしたアイディアと費用を加え、空間を魅力的にします。

今までのバリューアップ原状回復プロジェクトはこちらの二つ。



「アトリエ型ワンルーム」2011



「縦型ワンルーム」2012

今年も動き始めたこの企画。
先日は、実測を行いました。
山形R不動産に入りたての1年生も参加し、
複数のグループに分かれ、部屋の隅々まで測ります。



玄関から入ってすぐのスペース

       

一畳ほどの収納。



野帳。(実測したその場で寸法を書き込んだもの)


































このような典型的なワンルームが、どのような変貌を遂げるのでしょうか。
ちょっとしたアイディアを加え、魅力的な空間を提案していきます。
こうご期待です!

(文=庄司はるか)