2014年3月15日土曜日

ついに竣工!オープンハウスのご案内

無事、工事が完了しました。
お部屋がどのように生まれ変わったか、全貌をご覧いただきたいと思います!

まずはLDKのキッチン側から。
















清潔感のある白いタイルと、はっきりとしたイエローのカラーリングがアクセント。
同じくタイル張りのカウンターも作成していただいたため、
対面キッチンのような使い方が出来るようになりました。


















カウンターの内側は引き出せる棚になっています。家事がはかどりそう。


続いてリビング側のご紹介。
















壁と押し入れを取り払ったことで
より一層明るく、開放感のある空間になりました。
壁に床と同じ無垢材をはることで、奥行きと暖かみを感じさせます。


次に、寝室へ。
















こちらも床は無垢のフローリング。
白い壁紙をはることで暗かったイメージを解消。

さらに、大容量のクローゼットを新設しました。
カーテンで目隠しして収納として利用するのはもちろん、
椅子を置いてデスクとして使うこともできます。


浴槽・洗面台も新しくなりました。
































LDKと廊下の間の壁にガラスブロックを埋め込みました。
















シンプルながら、かわいらしい印象に。廊下の暗さも改善されました。


自分たちが考えてきたプランが細かな部分まで実現した姿は
やはり感動的で、大変うれしいものでした。


つきましては、完成した部屋を皆様に実際にご覧いただける
オープンハウス(見学会)を開催します。
設計から見積もりなどを担当してきた山形R不動産メンバーが案内いたします。

■日にち 3月16日(日)
■時間  10:00~17:00
■場所  山形県山形市篭田3丁目1−4 ベルゾーネかごた103号室

この開放感、ぜひご体感していただきたいです。
皆様のご来場、心よりお待ちしております!


(文=鈴木いづみ、写真=石母田諭・鈴木いづみ)

2014年3月14日金曜日

施工現場!

今回は施工現場の様子をご覧いただきます。

この時点で工事開始から2週間経過。
2人の作業員さんがせっせと工事を進めてくださっていました。

キッチンと和室の壁と建具は撤去され、
以前とはすっかり別の部屋のようになりました!


構造上、梁のみ残されています。
















もとはこのように壁と建具で仕切られていました。


















床は既にフローリングが敷かれています。
リビングの壁には床と同じ無垢のフローリングを貼っていただきました。

押し入れを撤去したためより広々としました。
















床と壁がひと続きになったように見えますね。



















そして、LDKと廊下の間の壁の、扉が入る箇所の横に見えるこの枠。
















ここにはガラスブロックが入ります。

工事開始から2週間経過していたこともあり、
部屋の様子ががらっと変化していて驚きました。
完成への期待がますます高まります。

次回はいよいよ完成した現場をご覧いただきます。おたのしみに!



(文=菊池優実江・鈴木いづみ、写真=菊池優実江)

2014年3月13日木曜日

プレゼンテーションと現場打ち合わせ


いよいよオーナーさんへ向けてプレゼンテーションを行います。

しかしここで、自分たちの考えを人に伝えることの難しさを実感。
言葉の選び方など、反省の残る場面でした。

3班のプレゼンを終え、プリマヴェーラ同様、
オーナーさん、馬場先生、千歳さん、院生の先輩方による会議が行われました。

会議の結果、今回は2班の「素材を楽しむ開放的空間」をもとに進めていくことになりました!


早速工務店さんとの打ち合わせ用の資料作成に入ります。


工務店さんへ向けた指示書



















床、壁、キッチンなど、部分ごとの説明を図面にまとめます。


数日後、いざ現場打ち合わせ。

指示書を手に、指差しで伝えます。



















面積が広いこともあり、ここでも人に考えを伝えることに悪戦苦闘…
なんとかイメージを説明し、見積もりを作成していただくことに。

その後も打ち合わせを行い、最終的な見積もりが完成。工事へ入ります。

ここまでイメージしてきたプランがどのように実物となるか、お楽しみに。



(文=鈴木いづみ、写真=鈴木いづみ、山形R不動産)




2014年3月3日月曜日

「広がる暮らし 仕切ったり、仕切らなかったり」


最後に、3班案の紹介です。

コンセプトは「広がる暮らし 仕切ったり、仕切らなかったり」。

仕切り方によって部屋の広さや用途を変えることのできる、
建具に重点を置いた提案です。
仕切り方を変えるだけで、単身者向けにも夫婦向けにもなります。


イメージパース











仕切りのパターン


















建具だけでなく、棚による仕切り方も考えました。
通気性の良い棚で仕切ることで、
湿気がたまりやすい点を改善し快適に過ごせます。


イメージパース










今まで暗かった東側の和室も壁をとることで明るくなります。


平面図

























全体のデザインをグリッドで統一。
住み手のライフスタイルに対応できる、柔軟性のあるプランです。


3案が揃ったところで、いよいよオーナーさんに向けて
プレゼンテーションを行います!
どの案が選ばれるのでしょうか?



(文=南波芽瑠・鈴木いづみ、スケッチ=南波芽瑠)




2014年3月1日土曜日

「素材を楽しむ開放的空間」


続いて2班案の紹介です。

コンセプトは「素材を楽しむ開放的空間」。

南側の部屋の間の壁を撤去し、広々としたLDKに。
すべての部屋の床を落ち着いた色のフローリングに変更。
東側の個室は寝室として考えました。

ダイニングキッチンイメージ



















リビングイメージ























コンセプトの通り、キッチンにはタイル、
ダイニングの壁にはガラスブロックを設置したりと、
様々な素材を取り入れました。

さらに、リビングの壁をフローリングの色と近いこげ茶、
キッチンはイエローにそれぞれ塗装しアクセントとします。

キッチンの前にはカウンターを設置。
こちらも側面はタイル張りです。

寝室には大容量のクローゼットを新設。
また、天井を高くすることで圧迫感を解消します。



平面図

























素材と色を取り入れることで、
一般の賃貸にはないような個性のある空間を提案します。



(文・スケッチ=鈴木いづみ)



「家族の気配を感じる部屋」


はじめに1班案の紹介です。

コンセプトは「家族の気配を感じる部屋」。
夫婦とこどもの3人暮らしを想定しました。



イメージパース














元々のキッチンと和室の間の壁を無くしスケルトンに。
キッチンには作業台や食卓、
デスクにもなるカウンターを設置。

リビングと東側の部屋(寝室)の間は
建具を無くし、縦のルーバーを設置。
寝ているこどもの様子が見えて安心です。
寝室は畳のため、布団を収納すれば
お客さんの目も気になりません。


キッチン・ルーバーイメージ
















玄関とキッチンの間の建具は半透明のポリカーボネートを使用。
こどもがぶつかってもガラスのように割れず安全。

LDKのフローリングは無垢材。
ルーバー・カウンターも木を使用。


平面図
























仕切られているようで、全体がワンルームに近い。
部屋のどこにいても家族の気配を感じることのできる、
家族のつながりに配慮した提案です。



(文=菊池優実江・鈴木いづみ、スケッチ=菊池優実江)




2014年2月28日金曜日

はじめまして。ここはどんな部屋?

今回は物件見学の様子をお伝えします。

まず最初に行うのが、部屋の現状の把握です。

プランを考えるためには正確な寸法が必要なので、実測を行いました。
面積が広く、測る箇所が多いので、これがなかなか大変!

見学しているうちに、
「ここの壁は壊したいよね。」「天井、上げることできるかな?」
など、イメージが膨らんでいきます。
一番始めは、「最大限どんな空間にしたいのか」という大きな目標をつくることが
重要なのです!

また、
「窓際の日当たりが良くて気持ちいいね。」「東側の部屋は暗いかも…」
といったように、物件の良い部分や改善したい部分に気づくことができます。

キッチンの収納棚の高さが気になる…





















さらに、今回は浴槽と洗面台も新しいものに替えることに。
水回りの改装ははじめてなのでたのしみ。

現在の浴室がこちら。




















見学後はすぐに図面におこします。

平面図


























前回の「飾る型」ワンルームのリノベーションように、
3つの班に分かれて案を出すことになりました。
1~3年生を中心に、先輩方にアドバイスをいただきながら進めます。

次回はそれぞれの班のプランをご紹介します!おたのしみに。





(文=鈴木いづみ、写真=鈴木いづみ、山形R不動産)